孫がトラブルに巻き込まれたなどと思い込ませ、代理人を装い自宅まで訪れ女性から現金をだまし取ったとして、県警捜査2課と前橋署は21日、東京都江戸川区一之江3、削り工、中村明容疑者(45)を詐欺容疑で逮捕した。中村容疑者は振り込め詐欺の現金回収役グループの1人で、メンバーの逮捕は3人目。関東近県で約15件、被害額計5000万円以上に上る詐欺事件に関与したとみられ、余罪を追及する。
調べでは、中村容疑者は、電話をかける「だまし役」グループと共謀し、9月5日午前、新潟市の無職女性(78)方に孫を装い「保証人になってお金がいる。今日中に必要。僕の代わりの人が行くから」などと電話した。
さらに同日午後1時半ごろ、女性方の西側車庫内で、回収役グループの東京都江東区亀戸9、指定暴力団極東会系組員、斎藤隆雄被告(35)=詐欺罪などで既に起訴=と住所不定、無職、川口辰見被告(44)=同=らと共謀して現金300万円をだまし取った疑い。中村容疑者は現場に行ったことについては認めているという。
振り込め詐欺に関するニュース記事のまとめ。
2008年12月9日火曜日
2008年12月8日月曜日
「国際版」振り込め詐欺?中国人留学生の実家に修理代要求
神戸市に住む中国人留学生の実家に先月、「息子がパソコンを壊したので監禁した。修理代を払え」と要求する電話があり、兵庫県警が学生を捜す騒ぎがあった。
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学生は無事で電話の内容は虚偽とわかり、金も支払わずに済んだが、中国では別の留学生の実家にも同様の電話があったという。
振り込め詐欺の“国際版”ともいえる犯行で、外国人留学生を支援する財団法人「日本語教育振興協会」(東京都)は日本語学校などに注意を呼びかけている。
県警や日本語学校の関係者によると、10月16日、中国・福建省福州市にある留学生の実家に男の声で中国語の電話があり、「あなたの息子がインターネットカフェで暴れてパソコンを壊したので、地下室に閉じこめている。金を払わないと息子を海に沈める」などと脅し、2万5000元(約35万円)を中国の地元銀行の口座に振り込むよう要求。
息子を名乗る男も電話口で、泣きながら助けを求めた。男の声には福建省特有のなまりがあったという。
留学生は来日したばかりで、連絡が取れなかったため、母親が留学仲介会社などを通じて兵庫県警に通報。
県警は神戸市内を捜索し、留学生を見つけ、詐欺は未遂に終わった。
捜査員の一人は「日本で振り込め詐欺が多発していることを知った現地の中国人が手口をまね、比較的、裕福とみられる留学生宅を狙っているのではないか」と話している。
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学生は無事で電話の内容は虚偽とわかり、金も支払わずに済んだが、中国では別の留学生の実家にも同様の電話があったという。
振り込め詐欺の“国際版”ともいえる犯行で、外国人留学生を支援する財団法人「日本語教育振興協会」(東京都)は日本語学校などに注意を呼びかけている。
県警や日本語学校の関係者によると、10月16日、中国・福建省福州市にある留学生の実家に男の声で中国語の電話があり、「あなたの息子がインターネットカフェで暴れてパソコンを壊したので、地下室に閉じこめている。金を払わないと息子を海に沈める」などと脅し、2万5000元(約35万円)を中国の地元銀行の口座に振り込むよう要求。
息子を名乗る男も電話口で、泣きながら助けを求めた。男の声には福建省特有のなまりがあったという。
留学生は来日したばかりで、連絡が取れなかったため、母親が留学仲介会社などを通じて兵庫県警に通報。
県警は神戸市内を捜索し、留学生を見つけ、詐欺は未遂に終わった。
捜査員の一人は「日本で振り込め詐欺が多発していることを知った現地の中国人が手口をまね、比較的、裕福とみられる留学生宅を狙っているのではないか」と話している。
2008年12月7日日曜日
振り込め詐欺
2008年11月24日、韓国聨合ニュースによると、韓国で「振り込め詐欺」を働いた中国人留学生5人が逮捕された。5人はいずれも大学院の修士もしくは博士課程に在籍するエリート。生活費を稼ぐために犯行に及んだという。環球時報が伝えた。
韓国の警察当局によると、5人は毎日「振り込め詐欺」を繰り返し、引き出した金を詐欺グループに渡すことで、20万ウォン~30万ウォン(約1万 2000円~約1万9000円)を報酬としてもらっていた。今年9月頃からこれまでに渡した額は、毎日平均4000万ウォン(約250万円)、計16億ウォン(約1億円)に及ぶ。動機は「生活費を稼ぎたかった」としているが、韓国警察は「似たような事例は全国各地に広がっているはず」と警戒を強めている。
韓国では最近、中国人留学生による「振り込め詐欺」事件が急増中。8月には、公務員を装って指定する口座に送金を指示する手口で数億ウォンを騙し取った7人を逮捕。10月には健康保険事務所の職員を装って大金を騙し取った中国人留学生に、1年6か月の判決が言い渡されている。
韓国の警察当局によると、5人は毎日「振り込め詐欺」を繰り返し、引き出した金を詐欺グループに渡すことで、20万ウォン~30万ウォン(約1万 2000円~約1万9000円)を報酬としてもらっていた。今年9月頃からこれまでに渡した額は、毎日平均4000万ウォン(約250万円)、計16億ウォン(約1億円)に及ぶ。動機は「生活費を稼ぎたかった」としているが、韓国警察は「似たような事例は全国各地に広がっているはず」と警戒を強めている。
韓国では最近、中国人留学生による「振り込め詐欺」事件が急増中。8月には、公務員を装って指定する口座に送金を指示する手口で数億ウォンを騙し取った7人を逮捕。10月には健康保険事務所の職員を装って大金を騙し取った中国人留学生に、1年6か月の判決が言い渡されている。
2008年11月26日水曜日
通帳など売買の4容疑者を逮捕
振り込め詐欺に使う通帳などが売買された事件で、旭川東署は13日、旭川市東光10の4、無職、宮崎千江子(53)▽同市末広東3の3、会社員、宮崎正人(25)▽同所、同、山崎真純(21)▽赤平市昭和町3、飲食店従業員、小川裕将(22)の4容疑者を詐欺容疑で逮捕した。
調べでは、4人は旭川市豊岡5の1、コンサルタント会社経営、山内和彦被告(36)=犯罪収益移転防止法違反罪で起訴=から持ちかけられ1~2月、銀行で計8口座を開設し通帳やキャッシュカードを売り渡した疑い。
山内被告が通帳などを調達した口座は30を超え、振り込め詐欺グループから140万円余りを報酬として受け取った。関東を中心に23口座が詐欺に使われ、被害額は1000万円以上に上っているという。
調べでは、4人は旭川市豊岡5の1、コンサルタント会社経営、山内和彦被告(36)=犯罪収益移転防止法違反罪で起訴=から持ちかけられ1~2月、銀行で計8口座を開設し通帳やキャッシュカードを売り渡した疑い。
山内被告が通帳などを調達した口座は30を超え、振り込め詐欺グループから140万円余りを報酬として受け取った。関東を中心に23口座が詐欺に使われ、被害額は1000万円以上に上っているという。
2008年11月25日火曜日
振り込め詐欺、150万円被害 /群馬
13日午後5時ごろ、館林市の無職女性(65)方に会社員の息子(41)を装う男から「携帯を替えた」などと電話があった。男は14日午前10時ごろ、さらに「交際している女子高生が妊娠した。話し合いの際、けがをさせた。示談金で100万~150万円必要」などと電話し、女性は同市内の金融機関のATM(現金自動受払機)から指定口座に150万円振り込んだ。同日夕、息子と連絡が取れ、詐欺だったと気付いた。
2008年11月23日日曜日
振り込め詐欺:おれおれ詐欺で390万円の被害--高崎の80歳男性
8日、高崎市の無職男性(80)が振り込め詐欺で390万円をだまし取られたと高崎署に届け出た。
同署の調べでは、5日午前、次男を装った男から「株で損をした。会社をクビになる」と電話があり、男性は市内の銀行ATM(現金自動受払機)から指定の口座に190万円を振り込んだ。7日に再び電話があり、男性は200万円を同じ口座に振り込んだ。8日に次男が帰省し、詐欺と気付いたという。
同署の調べでは、5日午前、次男を装った男から「株で損をした。会社をクビになる」と電話があり、男性は市内の銀行ATM(現金自動受払機)から指定の口座に190万円を振り込んだ。7日に再び電話があり、男性は200万円を同じ口座に振り込んだ。8日に次男が帰省し、詐欺と気付いたという。
2008年11月20日木曜日
振り込め詐欺被害78件認知県警、1月から10月まで
佐賀県警は、「振り込め詐欺撲滅強化月間」として取り組んだ10月の集中取り締まりの実施結果を発表した。
県警生活安全企画課によると、県内の10月中の振り込め詐欺被害の認知件数は7件で、被害額は約490万円。1月から10月までの被害は78件で、95件だった昨年同期より17件減ったものの、被害額は約9400万円で、約2100万円増えた。
佐賀県警は強化月間中、振り込め詐欺被害を防ぐため、警察官による金融機関への立ち寄りや、ATM(現金自動預け払い機)設置場所での利用者への声かけなどを実施。警察官や市民による啓発のための寸劇の上演、広報活動をする「ガードリーダー」の老人会、婦人会への委嘱も行った。
同課によると、県内で昨年、金融機関や市民の声かけで振り込め詐欺を防いだのは2件だったが、今年は10月末までにすでに13件。強化月間は、官民が協力して被害防止に取り組むきっかけになったという。同課は「振り込め詐欺が身近な犯罪だと認識してもらうため、今後も広報に努めたい」としている。
一方、県警捜査2課は、振り込め詐欺をやりにくくする環境づくりを目的に、犯行に使う道具の提供者の集中取り締まりを実施。振り込め詐欺に使われた通帳を作ったとして、詐欺などの疑いで7人を逮捕したと発表した。本人確認法違反の適用や犯人グループの特定につなげたいとしている。
県警生活安全企画課によると、県内の10月中の振り込め詐欺被害の認知件数は7件で、被害額は約490万円。1月から10月までの被害は78件で、95件だった昨年同期より17件減ったものの、被害額は約9400万円で、約2100万円増えた。
佐賀県警は強化月間中、振り込め詐欺被害を防ぐため、警察官による金融機関への立ち寄りや、ATM(現金自動預け払い機)設置場所での利用者への声かけなどを実施。警察官や市民による啓発のための寸劇の上演、広報活動をする「ガードリーダー」の老人会、婦人会への委嘱も行った。
同課によると、県内で昨年、金融機関や市民の声かけで振り込め詐欺を防いだのは2件だったが、今年は10月末までにすでに13件。強化月間は、官民が協力して被害防止に取り組むきっかけになったという。同課は「振り込め詐欺が身近な犯罪だと認識してもらうため、今後も広報に努めたい」としている。
一方、県警捜査2課は、振り込め詐欺をやりにくくする環境づくりを目的に、犯行に使う道具の提供者の集中取り締まりを実施。振り込め詐欺に使われた通帳を作ったとして、詐欺などの疑いで7人を逮捕したと発表した。本人確認法違反の適用や犯人グループの特定につなげたいとしている。
2008年11月18日火曜日
振り込め詐欺容疑、神戸の山口組系事務所を捜索
2008年11月10日
指定暴力団山口組系の暴力団組員が振り込め詐欺に関与していたとして、警視庁は10日朝、神戸市須磨区にある同組系の健国会本部事務所に詐欺容疑で家宅捜索に入った。同庁は10月、同会幹部の大川晃司容疑者(24)=東京都新宿区=と無職の男(21)=同練馬区=を同容疑で逮捕しており、詐取金が組の資金源になっていた可能性が高いとみて、組織的な関与がなかったか調べる。
事務所には午前9時ごろ、捜査員数十人が2台のバスなどで到着。入り口で令状を示し、数分間の押し問答の末、室内に入った。
亀有署や組織犯罪対策4課などによると、大川容疑者らは8月20日、福島県郡山市の女性(63)に電話をかけ、息子を装って「会社の株券が入ったバッグを落とした。金を払わないとクビになる」と偽り、翌日、2回計274万円を振り込ませてだまし取ったとして、10月28日に逮捕された。グループには少なくとも別に3人がかかわり、6月以降、少なくとも2件、計約600万円の振り込め詐欺に関与したとみている。
健国会は山口組山健組傘下の有力団体。警察当局によると、組員約450人の勢力を持ち、東京など首都圏にも活動拠点がある。
指定暴力団山口組系の暴力団組員が振り込め詐欺に関与していたとして、警視庁は10日朝、神戸市須磨区にある同組系の健国会本部事務所に詐欺容疑で家宅捜索に入った。同庁は10月、同会幹部の大川晃司容疑者(24)=東京都新宿区=と無職の男(21)=同練馬区=を同容疑で逮捕しており、詐取金が組の資金源になっていた可能性が高いとみて、組織的な関与がなかったか調べる。
事務所には午前9時ごろ、捜査員数十人が2台のバスなどで到着。入り口で令状を示し、数分間の押し問答の末、室内に入った。
亀有署や組織犯罪対策4課などによると、大川容疑者らは8月20日、福島県郡山市の女性(63)に電話をかけ、息子を装って「会社の株券が入ったバッグを落とした。金を払わないとクビになる」と偽り、翌日、2回計274万円を振り込ませてだまし取ったとして、10月28日に逮捕された。グループには少なくとも別に3人がかかわり、6月以降、少なくとも2件、計約600万円の振り込め詐欺に関与したとみている。
健国会は山口組山健組傘下の有力団体。警察当局によると、組員約450人の勢力を持ち、東京など首都圏にも活動拠点がある。
2008年11月4日火曜日
IP電話で振り込め詐欺 「03」番号で安心させる狙い
2008年10月27日
新潟県警に逮捕された振り込め詐欺グループの複数の容疑者が、被害者に電話する際にIP電話を使っていたことが27日、分かった。警察庁によると、振り込め詐欺でIP電話を悪用した事件の摘発は聞いたことがないとしている。
振り込め詐欺では携帯電話が使用されることが多く、容疑者は「相手を安心させるために『03』で始まる番号のIP電話を使った」と供述しているという。
逮捕されたのは、東京都大田区の自営業原充博容疑者(30)ら5人で、今月上旬、同県十日町市の女性に電話をかけ、融資保証金名目で現金約3万円をだまし取った疑い。昨年11月から今月まで、少なくとも1億円を稼いでいた。
県警によると、原容疑者らは8月からIP電話を使用。都内の仲介業者のコンピューターを通じて、NTTの光回線につながるようにしていた。NTTと契約しているのが仲介業者のため、被害者にかけた番号から発信元を特定するのは難しいという。
新潟県警に逮捕された振り込め詐欺グループの複数の容疑者が、被害者に電話する際にIP電話を使っていたことが27日、分かった。警察庁によると、振り込め詐欺でIP電話を悪用した事件の摘発は聞いたことがないとしている。
振り込め詐欺では携帯電話が使用されることが多く、容疑者は「相手を安心させるために『03』で始まる番号のIP電話を使った」と供述しているという。
逮捕されたのは、東京都大田区の自営業原充博容疑者(30)ら5人で、今月上旬、同県十日町市の女性に電話をかけ、融資保証金名目で現金約3万円をだまし取った疑い。昨年11月から今月まで、少なくとも1億円を稼いでいた。
県警によると、原容疑者らは8月からIP電話を使用。都内の仲介業者のコンピューターを通じて、NTTの光回線につながるようにしていた。NTTと契約しているのが仲介業者のため、被害者にかけた番号から発信元を特定するのは難しいという。
2008年11月3日月曜日
宇都宮・振り込め詐欺で約100万円被害 /栃木
2008年10月28日
27日、宇都宮市内の無職、男性(83)が届け出。19日夜に知人を名乗る男から電話があり「携帯電話の番号が変わった」と話した。翌日同じ男から「頼まれて買ったマッサージ機などの代金を払わなければならなくなった。金を貸してほしい」と再び電話があり、男性は同日、銀行窓口から約100万円を振り込んだ。27日、本人に確認して被害に気付いた。(宇都宮南署調べ)
27日、宇都宮市内の無職、男性(83)が届け出。19日夜に知人を名乗る男から電話があり「携帯電話の番号が変わった」と話した。翌日同じ男から「頼まれて買ったマッサージ機などの代金を払わなければならなくなった。金を貸してほしい」と再び電話があり、男性は同日、銀行窓口から約100万円を振り込んだ。27日、本人に確認して被害に気付いた。(宇都宮南署調べ)
2008年11月2日日曜日
振り込め詐欺、機器調達に「道具屋」介在
2008年10月28日
IP(インターネット・プロトコル)電話を悪用した振り込め詐欺事件で、県警に逮捕されたグループが、詐欺実行犯などに通帳などを提供する「道具屋」と呼ばれる男から、IP専用電話機を調達していたことが27日、捜査関係者の話でわかった。グループは道具屋に初期費用だけで約100万円を支払ったという。捜査本部は、グループが匿名で利用できる電話は発信元の特定が難しいことに着目して、高額の金を払ったとみている。同本部は28日にもグループのメンバーを再逮捕し、事件の全容解明を進める。
捜査関係者によると、グループの中心人物だった原充博容疑者(30)らは今年8月、東京都大田区のマンションに拠点を移した後、IP電話を利用するようになった。その際、NTTとIP電話の利用を契約している仲介業者と、実際にやり取りをしたのは「道具屋」と呼ばれる男だった。
原容疑者らは、この男に保証金として60万円を、専用電話機のレンタル料として7台分で35万円を支払っていた。これとは別に、月々に通話料などとして約100万円を支払っていたという。金の一部が仲介業者に渡っていたとみられる。原容疑者らは「この電話だと、警察にアジトが判明する心配が少なかった」と供述。捜査本部はグループがアジト発覚を逃れようと、高額の金を払ってIP電話を利用したとみている。
男は、被害者に現金を振り込ませる通帳や、仲間同士でやり取りをするための携帯電話なども調達しており、捜査本部は原容疑者らが振り込め詐欺を行う上で欠かせなかった人物とみて、行方を追っている。
◇ ◇ ◇ ◇
全国で相次ぐ振り込め詐欺による被害は、今年だけでも8月末までに約214億円に上る。昨年同期と比べて4割も多い。被害が増えた背景には、犯人グループの特定、検挙がなかなか進まないという実情がある。
振り込め詐欺の被害届が出た場合、警察は着信履歴などから犯人が使用した電話番号を割り出す。これを元に大手電話会社に照会するが、偽造免許証で契約された携帯電話だったり、申込者の本人確認をしないで業者が貸し出したレンタル携帯電話だったりするため、実際に電話を使った人間が分からない場合が多い。
そうした中で、携帯電話の不正利用を防ぐための環境整備が最近進んできた。免許証偽造防止のため、今年度末までに全国で免許証がICカード化され、12月からは携帯電話のレンタル時の本人確認が厳格化される。
一方で、今回のようなIP電話悪用に対する規制は手付かずのままだ。捜査関係者によれば、詐欺グループは仲介業者から専用電話機を借り、業者名義のIP電話回線を使って通話していた。IP電話の取り扱い業者には本人確認などの法規制はなく、業者がIP電話を貸す行為自体は罪に問えない。
また、業者のコンピューターとグループの電話機はインターネットでつながっていたが、「電気通信事業法上の通信の秘密があるため、通信履歴を残す必要はない」(総務省)といい、県警が被害者にかかってきた電話の分析から、発信者を突き止めるのは相当困難だったとみられる。
親子の情や負債を抱えた人間の弱みにつけ込む振り込め詐欺は社会問題だ。卑劣な犯罪行為に対し、行政や関係企業はその対策への責任が問われる。これ以上の被害を出さないために、今回明らかになったIP電話の悪用に対しても何らかの手だてを講じてもらいたい。
IP(インターネット・プロトコル)電話を悪用した振り込め詐欺事件で、県警に逮捕されたグループが、詐欺実行犯などに通帳などを提供する「道具屋」と呼ばれる男から、IP専用電話機を調達していたことが27日、捜査関係者の話でわかった。グループは道具屋に初期費用だけで約100万円を支払ったという。捜査本部は、グループが匿名で利用できる電話は発信元の特定が難しいことに着目して、高額の金を払ったとみている。同本部は28日にもグループのメンバーを再逮捕し、事件の全容解明を進める。
捜査関係者によると、グループの中心人物だった原充博容疑者(30)らは今年8月、東京都大田区のマンションに拠点を移した後、IP電話を利用するようになった。その際、NTTとIP電話の利用を契約している仲介業者と、実際にやり取りをしたのは「道具屋」と呼ばれる男だった。
原容疑者らは、この男に保証金として60万円を、専用電話機のレンタル料として7台分で35万円を支払っていた。これとは別に、月々に通話料などとして約100万円を支払っていたという。金の一部が仲介業者に渡っていたとみられる。原容疑者らは「この電話だと、警察にアジトが判明する心配が少なかった」と供述。捜査本部はグループがアジト発覚を逃れようと、高額の金を払ってIP電話を利用したとみている。
男は、被害者に現金を振り込ませる通帳や、仲間同士でやり取りをするための携帯電話なども調達しており、捜査本部は原容疑者らが振り込め詐欺を行う上で欠かせなかった人物とみて、行方を追っている。
◇ ◇ ◇ ◇
全国で相次ぐ振り込め詐欺による被害は、今年だけでも8月末までに約214億円に上る。昨年同期と比べて4割も多い。被害が増えた背景には、犯人グループの特定、検挙がなかなか進まないという実情がある。
振り込め詐欺の被害届が出た場合、警察は着信履歴などから犯人が使用した電話番号を割り出す。これを元に大手電話会社に照会するが、偽造免許証で契約された携帯電話だったり、申込者の本人確認をしないで業者が貸し出したレンタル携帯電話だったりするため、実際に電話を使った人間が分からない場合が多い。
そうした中で、携帯電話の不正利用を防ぐための環境整備が最近進んできた。免許証偽造防止のため、今年度末までに全国で免許証がICカード化され、12月からは携帯電話のレンタル時の本人確認が厳格化される。
一方で、今回のようなIP電話悪用に対する規制は手付かずのままだ。捜査関係者によれば、詐欺グループは仲介業者から専用電話機を借り、業者名義のIP電話回線を使って通話していた。IP電話の取り扱い業者には本人確認などの法規制はなく、業者がIP電話を貸す行為自体は罪に問えない。
また、業者のコンピューターとグループの電話機はインターネットでつながっていたが、「電気通信事業法上の通信の秘密があるため、通信履歴を残す必要はない」(総務省)といい、県警が被害者にかかってきた電話の分析から、発信者を突き止めるのは相当困難だったとみられる。
親子の情や負債を抱えた人間の弱みにつけ込む振り込め詐欺は社会問題だ。卑劣な犯罪行為に対し、行政や関係企業はその対策への責任が問われる。これ以上の被害を出さないために、今回明らかになったIP電話の悪用に対しても何らかの手だてを講じてもらいたい。
2008年11月1日土曜日
行員説得も、66歳女性が振り込め詐欺被害
2008年10月28日
札幌・手稲署は27日、札幌市手稲区の無職女性(66)が、振り込め詐欺で140万円をだまし取られたと発表した。銀行員が約1時間にわたり「振り込め詐欺だ」と説得したが、聞き入れなかったという。調べでは、23日午後、息子を名乗る男から「おれだけど、会社の金に手を付けた。監査が入るので200万円が必要」と電話があった。24日午前、女性が北海道銀行星置支店の窓口で振り込みを依頼。女性の息子は東京在住なのに、振込先が三重県であることを不審に思った行員が確認を求めたり、振り込まないよう説得したが、女性は「息子が大変なことになる」と応じなかったという。
札幌・手稲署は27日、札幌市手稲区の無職女性(66)が、振り込め詐欺で140万円をだまし取られたと発表した。銀行員が約1時間にわたり「振り込め詐欺だ」と説得したが、聞き入れなかったという。調べでは、23日午後、息子を名乗る男から「おれだけど、会社の金に手を付けた。監査が入るので200万円が必要」と電話があった。24日午前、女性が北海道銀行星置支店の窓口で振り込みを依頼。女性の息子は東京在住なのに、振込先が三重県であることを不審に思った行員が確認を求めたり、振り込まないよう説得したが、女性は「息子が大変なことになる」と応じなかったという。
2008年10月29日水曜日
母子で振り込め詐欺、被害総額2億5000万円 千葉
2008年10月28日
被害総額約2億5000万円に上る振り込め詐欺事件で、県警は詐欺容疑で、船橋市前貝塚町、中古車販売業、舘(たて)正人容疑者(27)を逮捕した。既に逮捕・起訴されている母親の無職、律子容疑者(49)=同市小室町=とともに現金を引き出す同一グループの「出し子役」を務めていたとみられる。
調べでは、両容疑者は振り込め詐欺の現金を引き出し、律子容疑者は昨年9~今年6月、千葉と東京、神奈川、埼玉、茨城の5都県で起きた振り込め詐欺の被害金計約2億円を他人名義のキャッシュカードを使い、コンビニエンスストアの現金自動預払機(ATM)などから引き出した。
律子容疑者は「借金があり、100回以上引き出した」と容疑を認めているが、正人容疑者の関与は否定。正人容疑者も容疑を否認しているという。
被害総額約2億5000万円に上る振り込め詐欺事件で、県警は詐欺容疑で、船橋市前貝塚町、中古車販売業、舘(たて)正人容疑者(27)を逮捕した。既に逮捕・起訴されている母親の無職、律子容疑者(49)=同市小室町=とともに現金を引き出す同一グループの「出し子役」を務めていたとみられる。
調べでは、両容疑者は振り込め詐欺の現金を引き出し、律子容疑者は昨年9~今年6月、千葉と東京、神奈川、埼玉、茨城の5都県で起きた振り込め詐欺の被害金計約2億円を他人名義のキャッシュカードを使い、コンビニエンスストアの現金自動預払機(ATM)などから引き出した。
律子容疑者は「借金があり、100回以上引き出した」と容疑を認めているが、正人容疑者の関与は否定。正人容疑者も容疑を否認しているという。
2008年10月28日火曜日
振り込め詐欺:「エクスパックで現金送って」 新手に被害、県内で4件 /島根
2008年10月28日
◇注意呼びかけ
現金自動預払機(ATM)での振り込め詐欺防止のため、警察や金融機関が警戒を強化する中、今年に入り新たな手口として郵便事業の小包サービス「EXPACK(エクスパック)500」を利用した振り込め詐欺が増加している。県内でも既に4件(被害総額約180万円)発生しており、県警では「エクスパックで現金を送るように言われたら振り込め詐欺」と注意を呼びかけている。
エクスパックは全国一律500円で荷物を送れる厚紙仕様の専用封筒(縦24・8センチ、横34センチ)で、A4サイズの用紙なら250枚入る。あらかじめ郵便局やコンビニエンスストアで購入しておけば、切手をはる必要はなく、ポストに投かんすると原則翌日には配達される。本来は現金や信書を送ることは出来ないが、厚紙で密封された小包のため、中の確認は出来ない。
エクスパックを使った詐欺の手口として多いのがパソコンや携帯電話の有料サイトの登録料や利用料を実際には使用していないのに請求する架空請求や、融資を持ちかけてその保証金を請求する融資保証金詐欺だ。
県内では、今年上半期に急増した還付金詐欺は8、9月はゼロだったのに対し、エクスパックを利用した詐欺が8、9月に3件(最高被害額約105万円)発生している。県警生活安全企画課は「エクスパックを販売するコンビニにも一声かけてもらうように協力をお願いしている」と警戒を強めている。
◇注意呼びかけ
現金自動預払機(ATM)での振り込め詐欺防止のため、警察や金融機関が警戒を強化する中、今年に入り新たな手口として郵便事業の小包サービス「EXPACK(エクスパック)500」を利用した振り込め詐欺が増加している。県内でも既に4件(被害総額約180万円)発生しており、県警では「エクスパックで現金を送るように言われたら振り込め詐欺」と注意を呼びかけている。
エクスパックは全国一律500円で荷物を送れる厚紙仕様の専用封筒(縦24・8センチ、横34センチ)で、A4サイズの用紙なら250枚入る。あらかじめ郵便局やコンビニエンスストアで購入しておけば、切手をはる必要はなく、ポストに投かんすると原則翌日には配達される。本来は現金や信書を送ることは出来ないが、厚紙で密封された小包のため、中の確認は出来ない。
エクスパックを使った詐欺の手口として多いのがパソコンや携帯電話の有料サイトの登録料や利用料を実際には使用していないのに請求する架空請求や、融資を持ちかけてその保証金を請求する融資保証金詐欺だ。
県内では、今年上半期に急増した還付金詐欺は8、9月はゼロだったのに対し、エクスパックを利用した詐欺が8、9月に3件(最高被害額約105万円)発生している。県警生活安全企画課は「エクスパックを販売するコンビニにも一声かけてもらうように協力をお願いしている」と警戒を強めている。
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正直、踏ん張りどころでもあります17 年前
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マイミクさん17 年前
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