「ダイレクトメールに応じてきた客に対し、『保証人がいない場合、当社が保証人を付けますので大丈夫』などとうそを言って、手数料名目で最初に10万~15万円を目安に請求する。『このお金はお客さまへのご融資の際に全額お返しします』とも付け加える」
接見、手紙でのやりとりを重ねるにつれ、男は具体的な手口を明かしてきた。
「融資希望額100万円で申し込んできた客が2日間で6~7回だまされ、手数料や保証料やらで1000万円以上を振り込まされることもある」。300万円の融資を希望しながら、1600万円を巻き上げられた被害者も知っているという。
警察庁によると、今年の融資保証金詐欺の被害額は9月末時点で29億8374万円。前年同期比で約1億円増。振り込め詐欺の中でも被害者を徹底的に食い物にすることから、悪質といわれる。
それでなくても多重債務者や零細企業経営者ら金に困っている人を標的にするため、大阪や新潟では被害者が自殺に追い込まれたケースもあった。
「そんなに現金があるのになぜ300万円の融資を申し込んできたかはナゾだが、われわれの中ではお笑いネタになっていた」
男は18年12月、芸能プロを設立する夢をかなえた。被害者を踏み台にした“汚れた夢”だった。
振り込め詐欺に関するニュース記事のまとめ。
2008年12月2日火曜日
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