振り込め詐欺に関するニュース記事のまとめ。

2008年11月9日日曜日

「振り込め」防止へ

2008年10月28日

 「あわてずに 言いなりなるな 電話切れ」「どうするの! そんな大金 振り込んで」――。津久見市の「つくみたちばな防犯パトロール隊」の隊長、上杉隆司さん(63)が、振り込め詐欺の被害防止のポイントを標語にまとめた「振り込め詐欺防止七訓」を考えた。

 上杉さんは、津久見署が委嘱する振り込め詐欺被害防止推進員の一人。「振り込め詐欺は、被害者に考える間を与えず、次々と指示するのが特徴。ならば、電話を受けた際に一瞬でも『振り込め詐欺』だと疑えるような標語を浸透させれば、被害を防げるのでは」と七訓を考えた。

 ほかには「携帯に 嘘(うそ)の誘導 取り合うな」「家族にも 一度相談 再確認」「いつ時も うまい話は ありません」などがあり、いずれも振り込め詐欺の手口を思い浮かべながら考えた。

 振り込め詐欺被害防止推進員10人に27日、同署で委嘱状が交付され、金融機関関係者には、上杉さん自筆の七訓の色紙が贈られた。

 南和幸署長は「振り込め詐欺は、容疑者を摘発してもだまし取られた金が返らないケースが多い。水際で防ぐためにも、要点が分かりやすい七訓を広く浸透させたい」と話した。

 県警によると、県内の1~9月の振り込め詐欺被害は120件、約9400万円に上っている。

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