振り込め詐欺に関するニュース記事のまとめ。

2008年11月20日木曜日

振り込め詐欺被害78件認知県警、1月から10月まで

 佐賀県警は、「振り込め詐欺撲滅強化月間」として取り組んだ10月の集中取り締まりの実施結果を発表した。

 県警生活安全企画課によると、県内の10月中の振り込め詐欺被害の認知件数は7件で、被害額は約490万円。1月から10月までの被害は78件で、95件だった昨年同期より17件減ったものの、被害額は約9400万円で、約2100万円増えた。

 佐賀県警は強化月間中、振り込め詐欺被害を防ぐため、警察官による金融機関への立ち寄りや、ATM(現金自動預け払い機)設置場所での利用者への声かけなどを実施。警察官や市民による啓発のための寸劇の上演、広報活動をする「ガードリーダー」の老人会、婦人会への委嘱も行った。

 同課によると、県内で昨年、金融機関や市民の声かけで振り込め詐欺を防いだのは2件だったが、今年は10月末までにすでに13件。強化月間は、官民が協力して被害防止に取り組むきっかけになったという。同課は「振り込め詐欺が身近な犯罪だと認識してもらうため、今後も広報に努めたい」としている。

 一方、県警捜査2課は、振り込め詐欺をやりにくくする環境づくりを目的に、犯行に使う道具の提供者の集中取り締まりを実施。振り込め詐欺に使われた通帳を作ったとして、詐欺などの疑いで7人を逮捕したと発表した。本人確認法違反の適用や犯人グループの特定につなげたいとしている。

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