振り込め詐欺に関するニュース記事のまとめ。

2008年11月29日土曜日

防止マスター制度始まる 研修会と交付式

 振り込め詐欺被害を防ぐため、県警が金融機関の行員や職員を防犯対策の責任者(マスター)に任命する「振り込め詐欺被害防止マスター」制度が始まり、武蔵野銀行本店(さいたま市大宮区)で14日、第1回のマスター研修会と指定書交付式が行われた。

 県警によると、振り込め詐欺対策に特化した責任者を民間に設けるのは全国初。県内では今年、13日現在で約21億1000万円(1387件)の被害があり、うち8割が金融機関のATM(現金自動受払機)や窓口から振り込まれている。徹底した被害防止には官民一体となった対策が必要として制度が設けられた。マスター任命者は同じ金融機関内で、行員や職員らに防犯指導を行う。

 この日の研修会には、同行の全91支店の次長ら114人が参加。詐欺の手法や被害者の心理状況の分析、被害を想定した模擬訓練などが約1時間半行われた。研修後には県警からマスターの指定書と腕章が交付され、八潮支店の杉本勉次長は「今日学んだことを支店全体に伝え、一件も被害がないようにしたい」と話した。

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