振り込め詐欺に関するニュース記事のまとめ。

2008年11月21日金曜日

振り込め詐欺:「注意を」 「ATM前での会話」で警告音

 ◇音声感知装置を設置
 携帯電話を使った振り込め詐欺を防ごうと島根銀行は、現金自動受払機(ATM)の前で会話をすると警告音が流れる装置の運用を一部の店舗で始めた。県警との合同の取り組みで、音声を感じて注意を促す装置を設けるのは全国で初めて。

 装置には音声センサーと人感センサーを設置。携帯電話で会話をしながらATMを操作することを想定し、両方のセンサーが同時作動した時に「還付金詐欺、振り込め詐欺にご注意ください」というメッセージが流れるように工夫した。ただどんな会話にも反応してしまうのが問題点になっている。

 この装置は、還付金詐欺が増えた6月下旬に出雲市内の通信機器製造会社が開発に着手した。携帯電話の電波を感じる装置は、全国100カ所以上のATMにすでに導入されているが1台約20万円と高額。新たに開発した装置は、普及しやすいように3万円程度に抑えている。

 今年に入り212万円の振り込め詐欺被害のあった島根銀行の須藤規夫業務管理グループ次長は「新たな手口が次々と出てくるが、少しでも振り込め詐欺の抑止につなげたい」と話している。

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