振り込め詐欺に関するニュース記事のまとめ。

2008年11月15日土曜日

振り込め詐欺コラム

 「お金を払い戻しするから―」などと言って、逆に金を払い込ませる詐欺が横行している。

 ▽田辺市の高齢の女性が現金自動預払機(ATM)を操作させられて、約180万円をだまし取られた事件は、社会保険庁の職員を名乗る男から、医療費の還付金があると言われて本気にしてしまった。こういった「還付金等詐欺」は今急増しているそうだ。

 ▽「お金を返します」とまことしやかに言われると、ついその気になるのだろう。役所であろうと警察であろうと、電話で金の話を言い出すときは「くさい!」とまず疑う。これは振り込め詐欺全般に当てはまる。

 ▽和歌山県警の資料によると、「還付金等詐欺」は、一昨年は1件だけだったのが、昨年は21件と急増して、被害金額も2110万円になっている。それがまた、今年に入って急激に増え、23日までの件数は47件で、被害総額は5500万円に上っている。

 ▽「還付金等詐欺」はうまくいくというので、詐欺師たちは県の職員や市の職員を装ったりして、あの手この手と、多彩な手口を考え出す。

 ▽詐欺師の舌先三寸に乗らないためには、県や市などといった「公的な機関が、還付金などの説明で電話をかけることはない」ということ。次に「ATMの操作を求めることもない」。そして「電話がきたら、ATMへ行く前に家族や警察に相談する」ということをしっかりと頭に入れておくことが肝要だ。

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